スペイン・マニセス産16～17世紀頃のラスター彩の平皿です。インドからヨーロッパにかけて生命の豊穣の象徴として用いられた『生命の樹』が中心に伸びやかな筆致で描かれ、縁取りの渦模様とあいまってにぎやかな雰囲気を醸し出しています。縁上部に直径2㎜程の穴が開けられています。その他、使用に伴う削げ等は散見されますが、ニュウや大きな傷等は無く、総じてこの手の陶器としては良好な状態を保っています。
寸法　直径：180㎜　高さ：40㎜